感想:信頼できるパートナーと「一緒に家づくり」

2013年11月4日に新居に越すことが出来ました。来年、還暦を迎える身にとっては住み慣れた土地を離れることに一抹の不安を抱えていたのですが、その不安を払拭する、すばらしい新居の出来栄えでした。設計監理を担当された、柏木さんはじめ関わっていただいた職人さんのお仕事に感謝しております。

家を建てることは多くの人にとって「人生最大で一番長く使い続ける」「買い物」と思います。この「買い物」に失敗すれば、「売った相手」を恨み、「買った自分」を責めながら長い期間ストレスを抱えながらの生活を強いられます。多くの皆さんは、このストレスを少しでも回避するために相当の労力を割きます。ある人は「ハウスメーカー」さんへ、あJる人は「地元の工務店」 さんへ何回も足を運び、モデルハウスを見学し、私もそうで、あったように「インターネット」で様々な情報を集めるでしょう。

私がこのストレスを回避するために選択したのは、「家を買う」のではなく信頼できるパートナーと「一緒に家づくり」をするという発想の転換でした。これからの人生を新居で共にする妻も同じように考えていたと思います。信頼できるパートナーは設計監理を担当された柏木さんをリーダーに、土木・建築・設備・左官・塗装・内装・薪ストーブなどに関わる 13社の「チーム柏木」です。

「チーム柏木」との「家づくりは」一方で、自分も参加しているという充足感と同時に家族や自分の生活スタイルや価値観をさらけ出さなければならないストレスもあります。でもそれを率直に伝え、私と妻の人生観を知っていただくことで、家の構造や間取りが「自分たちモデル」に変わっていくことを目の当たりにし、充足感が生まれます。ストレスと充足感を好循環にすることが出来れば楽しい「家づくり」になることを実感しました。

私たちの新居の場所は、「日本で一番美しい村連合」に参加し、小さいけれど住み続けやすい自然環境、景観を守るために努力しています。ナラの林にオオバナノエンレイソウが群生する場所で、木を伐りそこに家を建てることに心も痛みましたが、周りの景色に溶け
込むように意匠を工夫して下さった「チーム柏木」に感謝し、残った木や草花とも「共存」できるような住まい方をしていきたいと思います。
2013年11月8日建て主M氏