感想:「今後の私達の生活にきっと上手に対応してくれそう…」

私達が林の近くに建てた家に引越しをしたのは9月の下旬でした。 その時には青々していた木々達は、住み始めてからあっという間に紅葉し、あっという間に落葉していきました。
8カ月になる娘が、林が見えるピクチャーウインドウに向かってお座りし、微動だにせず風に舞う落ち葉の様子を眺めている姿に、何故だか涙が出るくらい「家を建ててよかったな」と実感しました。

平平凡凡と暮らしていた私達にとって設計士さんに設計を頼むというのは、敷居の高い事でした。
でも、数年間温めてきた「私達が建てたい家:自然素材を使い、骨董の近江箪笥が似合うリビング。
そしてそこに家族が自然と集まる古民家風の平屋の家」
を建ててくれるのは、柏木さんしかいない、といろいろ回った結果たどりついたのでした。

柏木さんは、一言で評しますと「設計に真摯に取り組むお茶目でなおかつエキゾチックな香りもするダンディーなおじさま」です。一生に一度の買い物をする私達は、騙されてはいけないと当初緊張をしていたのですが、そんな心配は全く無用でした。

お金のことなど話づらいことも、裏表なく話してくれました。実は、当初考えていた私達の予算をオーバーしてしまいましたが、それは話し合って納得してのことでした。

家の設計を考えていくという作業は、私達が一番関われる事だったので、設計案を何度も変更してもらいました。

それは、頭をフル回転で使わなければいけない作業でしたが、楽しい日々でした。そしてそれらを通して、今までの自分達の生活・価値観を見直す事ができました。

日々何気なく生活していると改めてそんな事は考えないので、とてもいい機会になりました。時には、夫がこんなことをしたいと思っているんだ!と再発見したり・・・10年一緒に暮らしていたのにわかっていないものだ(笑)と思いました。

そして、本当に大勢の業者さんが関わって、私達の大切な家を建ててくれるのだと、実感した調印式、上棟式。この時ばかりは、私達がこの家の主役なんだ!と思いました。

柏木さんに、我が家が出来上がった後、その出来について質問をしたことがありました。
その返事は
「建て主に喜んでもらえれば、それが一番嬉しい。
それぞれの家族の生活に合った家が設計できればいい」と言うような旨の言葉でした。

設計士さんにしてみたら、それぞれの家は作品の一つ、もっと柏木さん自身の思い入れのような言葉があるのかと思いきや、違ったので驚きました。
そして納得しました。柏木さんが私達家族の事を一番に思って設計してくれたから、ぴったりなのだと。
そう、柏木さん達のお力を借りて出来あがったこの家は、居住空間、収納、家事動線・・・、あまりにも私達にぴったりです。

これからの生活の基盤が出来た事を、嬉しく思います。この家は今後の私達の生活に、きっと上手に対応してくれそうな気がします。
これからの私達の人生を、この家と共に過ごせることを幸せに思います。

実績の紹介「 住宅Ⅱ:風景を取り込んだオンリーワンの住まい 」もご覧ください