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建て主の感想:ひと冬を過ごし春を迎えた我が家
建築紹介:くらしに活力を生む土間のある住まい▶
我が家は夫婦と子供4人(高校生から幼稚園児まで)の6人家族です。
アメリカ、ケニア、東京…と様々な土地で様々な家を借りて過ごしてきました。
2017年に小樽へ引っ越すと決まった際、柏木さんに設計をお願いした経緯は、何年も前に訪れた友人宅(柏木さん設計・何とも素敵なお宅です)がきっかけでした。
が、もう一つ決定的な確信がありまして…
釧路にいる実家の母が、当時売り出し中だった豊川町の柏木さんの元ご自宅をそうとは知らずにとても気にかけていたのです。
たまたま散歩中に見かけたそのお宅の佇まい、壁や窓の配色にとても心惹かれ、その頃東京にいた私にすぐに連絡が来ました。
「散歩中にね、とっても素敵な家があって、この先もしももしも引っ越すようなことがあったら、あんなお家に住んでみたいなぁ…」と詳しくそのお宅について語っていました。
それが柏木さんの元ご自宅だったと知り、母も私もビックリです。
そして一緒に内見させて頂いた時は、このご縁は間違いない!と盛り上がりました。
この度は遠隔地でしたのにお世話になることが出来て、本当に幸運だったと感じております。
初回の打ち合わせでお伝えした希望は以下のよでうな事でした。
1、背の高い主人が頭をぶつけない間口であること
2、掃除がしやすい事
3、ピアノが置ける事
4、猫が飼える事
5、土間玄関
6、玄関にロードバイクが収納来出る事
7、トイレ2つ
8、開放感がある事
今、中高生のお兄ちゃんたちは梁で懸垂する日々で腹筋が割れています。
小学生の娘と幼稚園の末っ子はボルダリングから梁に移り、鬼ごっこなどしています。
天気が悪くても、公園代わりに我が家でお友達と過ごすのが楽しそうです。
子供たちに「ご飯だよー」と声をかけると、2階からボルダリングを伝って降りてくることもあります。もちろん大人も活用しています。
土間に掛かるローバドイクとマウンテンバイクは、カーテンがわりになり、リビングからは遠くの山々や東小樽の海水浴場まで見渡すことができます。
何度か土間があると寒いのでは?と聞かれる事がありました。
特にリビングと土間が繋がっている我が家は尚更寒そうに思えるのかしれません。
ですが、柏木さんが設計してくださった床暖や暖気が上がるシステムは、家中とても暖かくて、冬場でも薪ストーブ無しで過ごす日がとても多かったです。
ただ、お客さんが来ると薪ストーブは大活躍で、何度もピザを焼きました。
2階の図書スペースとリビングに一体感があり、いつも誰かの気配を感じながら、楽しく過ごすことが出来ています。
寝室に入るとプライベートな空間も確保できますし、家族の中での公と私のバランスがとても心地よいです。小樽で借家から新居に越した日、子供たちは朝 借家から登校し、午後に新居に帰宅したのです。みんな嬉しそうに走って走って帰ってきました。
その気持ちを大切に、これからも丁寧に暮らしていきたいと思います。
柏木さん、素敵な家をどうもありがとうございました。
心より感謝致します。